内田 信之2022年7月9日読了時間: 1分「令和の力、万葉集の力」中西進初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭ははい後の香を薫す 令和の出典とされている梅花の歌の序文である。万葉集は「美しい国 日本」の原点なのだろうが、さすがに全文を読んだことはない。奇しくも昨日安倍元総理が凶弾に倒れる。ご冥福をお祈りいたします。
初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭ははい後の香を薫す 令和の出典とされている梅花の歌の序文である。万葉集は「美しい国 日本」の原点なのだろうが、さすがに全文を読んだことはない。奇しくも昨日安倍元総理が凶弾に倒れる。ご冥福をお祈りいたします。
「千霊一霊物語」アレクサンドル・デュマ 前山悠訳アレクサンドル・デュマの作品を初めて読んだ。論理では説明できない世界というものは、確かにあるものだと思う。世の中の価値は常に変化、もしくは消失してしまうものである。他の本も読んでみようと思う。
「漂流者の生きかた」五木寛之・姜尚中二人とも幼少期に相当な苦労をされ、言葉にすることが憚れるような経験をしてきているのだろう。それだからこそ、その発言には力がある。長く生きて生き、いろいろな経験をすると、親鸞の思想が身に染みてくるのかもしれない。
「尼将軍」三田誠広鎌倉時代初期の物語である。政子は頼朝、頼家、実朝の3代の時代を自分の眼ですべてを見てきたことを知ると、しかも実朝の暗殺までも経験してきたということを考えると、大変激しい人生を送ってきた女性であるなあと、感慨深い。義経のことなどは実にあっさりと記述されているのも面白きことである。
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