内田 信之2020年5月10日読了時間: 1分三島由紀夫「花ざかりの森・憂国」最近は県立図書館も市立図書館も休館が続いているため、自宅近所の文真堂(本屋)に行くことが多くなった。三島の本を数多く読んでいるわけではないが、豊穣の海4部作は、自分の読書人生の中でも忘れることのできないものである。この本の中にある短編もそれぞれ味があり、一つずつコメントしたいところだが、きっととても長くなってしまうのでここで記すことはしません。
最近は県立図書館も市立図書館も休館が続いているため、自宅近所の文真堂(本屋)に行くことが多くなった。三島の本を数多く読んでいるわけではないが、豊穣の海4部作は、自分の読書人生の中でも忘れることのできないものである。この本の中にある短編もそれぞれ味があり、一つずつコメントしたいところだが、きっととても長くなってしまうのでここで記すことはしません。
「かけがえのない心」チョ・ヘジン オ・ヨシア訳「ロ・ギワンに会った」に続いて、チョ・ヘジンの作品を読んだ。韓国の国際養子縁組や米軍基地村などの問題は、つい最近まで、というより今も続いているだろう。隣の国なのに知らないことがあまりに多いことに愕然とさせられる。韓国文学はしばらく読み続けることになるだろう。しかし図書館内の...
「芭蕉と歩く」髙橋保博この本を読むのは3回目くらいだと思う。図書館には芭蕉についての本は多数あるが、ほとんどは「奥の細道」に関するものである。この本は「野ざらし紀行」や「鹿島詣」の解説本であり、私にとっては貴重である。「野ざらし紀行」については、もっと知りたいところである。
「ロ・ギワンに会った」チョ・ヘジン 浅田絵美訳韓国文学に対する関心は以前から高かったが、読む機会がなかった。県立図書館に韓国文学のコーナーがあることを以前からわかっていたが、手に取ることはほとんどなかった。最近斎藤真理子の「韓国文学の中心にあるもの」を読んで、その関心はますます高まった。この本を読んでみて、韓国文学をし...
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